千年写真って何? 圧倒的長寿命 世界で唯一、写真彫刻 製作工程 既存サービスとの比較

さらに詳しい説明

耐久性について

板について

板厚
サイズと誤差
穴の位置について
重量
表面仕上げ
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板厚

材料となるSUS316鋼板の厚さは1.5mmです。これに研磨加工を加えますので、仕上がりはそれよりも薄くなります。加工前の板の状態にもよりますが、1.4mm程度となります。板厚はロットにより異なります。厳密な公差は公開しておりません。

 
サイズと誤差

価格表に記載の規定サイズは概寸です。実際の仕上がりサイズは、規定サイズから1mm程度大小することがあります。

サイズが規定サイズ通りにならない理由をご説明いたします。

原材料となる板は、切り口周辺が乱雑に荒れていて、また1枚の板でも辺によって仕上がりが異なっていることがあり、そのままではお客さまにお渡しできる状態ではありません。これをきれいに整えて、製品として完成させるため、千年写真では板を仕上がりサイズより大きめにしておき、加工後に周囲を研磨して、荒れた端面をそぎ落としています。この工程を手作業で行っており、また板の端面の状態により研磨幅が変わってきますので、どうしても仕上がりサイズには微妙なばらつきが生じます。

外形寸法の精度が必要な用途の場合には、可能な限り対応しますので、要求公差をお伝えください。特にご指示のない場合には、1mm程度の外形誤差は許容範囲内とみなして作業させていただきます。

カードタイプについてはより高精度の加工が可能ですが、サイズや加工法により異なります。詳しくはお問い合わせください。

 
穴の位置について

両側J字タイプ片側J字タイプ両側J字フレームタイプの固定用の穴の位置の精度も、上記の外形サイズに準じます。これも手作業で曲げ加工するため、ある程度の誤差はどうしても避けられません。製品の穴の位置に合わせて設置位置を割り出すようお願いいたします。

フラットタイプ白マットタイプの穴の位置については、公差±0.1mmの加工が可能です。

 
重量

完成品の重量は、フラットタイプについては、15.9kg/㎡であらかじめ概算できます。25x33cmで約1.3kgです。ややずっしりと重みを感じる重さです。製品の強度を確保するために2mmの厚さが必要ですので、どうしてもこの重さになってしまいます。設置する壁の耐荷重を前もってご確認いただいておいたほうが安心です。

フラットタイプ以外で納品前に重量を確定しておく必要がありましたら、ご検討されている製品タイプとサイズ明記の上でお問い合わせください。ただし、彫刻する面積によっても重量が変わるため、実際の完成品とはわずかな誤差が出る可能性があります。

 
表面仕上げ

ミレニアム・フォトステンレス・フォトでは、黒い部分はステンレス鋼本来の不導態層を成長させた状態ですので、剥がれたり劣化するということが通常ありません。その下地は磨かれていて光沢があり、ヘアライン状の極細線が無数にあります。白い部分はステンレス鋼を彫刻したままの地肌です。つまりステンレス鋼以外の成分はまったく含まれていませんので、100%ステンレス鋼です。

カラー・ステンレス・フォトでは、ステンレス鋼のベース材にガラス質のセラミック層を形成し、さらに無機顔料で着色しています。

真鍮製のブラス・フォトでは、緑青仕上げとクリアコート仕上げで表面加工を施しています。緑青仕上げでは真鍮をあえてサビさせることで、バリアとしています。クリアコート仕上げは、強靱な合成樹脂製の透明被膜で表面を保護しています。

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