Q: もともとの写真が暗くてぼんやりしているのですが、明るくはっきりさせることはできますか?

A: 写真の状態にもよりますが、ある程度の調整は可能です。明るさの調整は無料です。

Q: 古くて破けている写真でも直せますか?

A: 破損・折れについては、画面の一部であれば、ほとんどわからない程度まで消すことができます。

古くて劣化した写真でも、可能な限り修復して加工いたします。ただし、全面に傷があったりカビが発生している場合、修復しきれないこともあります。写真の修整は無料です。

Q: 仕上がり見本紙より明るくできますか?

A: できます。

より明るく、より暗く、よりシャープに、よりソフトに、シワが目立たないように、など、納得いただけるまで調整いたします。ただし、仕上がり見本紙はあくまで紙でのプリントで、実際の千年写真は金属彫刻ですので、明るさ等の印象は微妙に変わる可能性があることをあらかじめご了解ください。

Q: 仕上がり見本紙とまったく同じ明るさにしてもらいたいのですが。

A: 残念ながら困難です。

仕上がり見本紙は紙ですから、金属彫刻をそれと同一の見え方にすることはできません。紙と金属とでは反射率がまったくちがいます。千年写真は光を反射して輝きますが、仕上がり見本紙は光りません。またミレニアム・フォトでは光の当たる角度によって見え方も変わります。紙で千年写真の仕上がりを忠実に再現するのは不可能です。

仕上がり見本紙はあくまでも見本とお考えください。

Q: 濃度やガンマでの数値的な階調制御、ICCプロファイルでの精密なカラーマネジメントはできますか?

A: できません。

千年写真では、凹凸によって階調を形成しています。それは平面上に濃度情報を付着させて明暗を再現したあらゆる画像と原理的にまったく別の再現方式です。そのため、一般の写真の連続階調および印刷における面積比による階調再現方式を前提とした測色計や反射濃度計等は一切適用できませんし、それらの計測値に基づくカラー管理システムには対応しません。

Q: トーンはまったくの出たとこ勝負なのですか? 思い通りのトーンを出す手段はありませんか?

A: 1度テストとして実際の千年写真を製作してみて、その結果をごらんいただいた上で明るさ等のご指示をいただき、次の本番に反映させる、という手順をとらせていただくことができます。その場合、2回目が同じ絵柄の場合に限り、1回目と2回目の通常価格の合計から25%割引きいたします(1回分が半額になるということです)。もし初回のテストの結果でOKであれば、もちろん1回分の通常価格だけですみます。

ただし、すべて手作業で製作していますので、従来型写真プリントやインクジェットプリントや印刷のように、出力として数値的に管理することはできませんし、繰り返し精度・結果の再現性も高くありません。また、製品の特性上、見る角度や環境によって見え具合が変わるため、客観的に明るさを定量化することもできません。明るく・暗くといった調整はあくまで目安となります。

Q: 写真の波線や曲線が目立たないようにできませんか?

A: 背景の地柄は各種パターンからお選びいただけます。放射状や格子柄も可能です。写真の背景パターンをご覧ください。

ステンレス・フォトにすれば直線や網点による再現となり、ぎらぎら感は少なくなりますが、人物・お顔にミレニアム・フォト特有の立体感が出なくなってしまいます。

Q: 背景を波線状・同心円・格子柄から選べるとのことですが、写真のもともとの背景は出ないのですか?

A: 背景もお顔と同様はっきり見えます。ミレニアム・フォトでは、独自の技術により、地柄パターンの上に背景を乗せることができ、他にはない光輝く効果を発揮します。webや印刷ではお伝えしにくいので、ぜひ一度実物サンプルをご覧ください。

Q: 裏側に「千年写真」のマークがありますが、これをはずすことはできますか?

A: 「千年写真 MILLENNIUM PHOTO」ロゴは、弊社の製品であることを明示するためのマークであり、製造者責任管理法(PL法)に準拠して刻印しております。またこれは弊社の品質保証のしるしでもあります。そのため、このロゴは必ず彫刻させていただいております。