Q: 金属板の外寸を、価格表にある規格サイズと別のサイズにできますか?
A: できます。たとえば、元の写真が6x6判等のスクエアフォーマットなので、その画面に合わせて正方形の外形にしたい、あるいは、パノラマフォーマットの元写真どおりの細長いフォルムにしたい、といったご希望にお応えできます。価格はお見積いたします。またご使用のカメラによりフィルムや画像データのタテヨコの比率が異なりますが、元の写真の全体を切らずに全部出し、しかも4辺の余白の幅がだいたい同じになるように、写真によってサイズを微妙に変えております。価格表のサイズは代表的なものとお考えください。
Q: 全体の形状を楕円風にしたり、三角形っぽくするような変更は可能ですか?
A: ご希望に応じて変更をうけたまわります。ただし、技術的にお受けできない場合もございます。
Q: 写真のサイズはweb上のサンプルイラストから変更できますか?
A: できます。サンプルイラストでの画面のサイズは一例です。画面の大きさや縦横の比率は自由に変更可能です。サンプルイラストは一般的にバランスがいいと思われる余白を写真のまわりにつけてありますが、ご希望により、この幅を狭めたり広げたりして、板のサイズを同等のままで保ちながら、画像を大きくしたり小さくしたりすることが可能です。
Q: 写真周囲の余白をなしにできますか?
A: フラットタイプ・フロートタイプ・テーブルトップタイプで可能です。詳しくはカットオフ(フチなし)をご覧ください。
Q: 最小の文字サイズは?
A: 文字の太さにもよりますが、ゴシック体で9p(約3mm)程度までは可能です。ただし文字の彫りの深さは浅くなります。
Q: 長い文章を刻んでほしいのですが、最大何字まで入れられますか?
A: 9p程度で裏側一面に詰めこんだとして、フラットタイプの250x330サイズなら和文で4,000字程度まで彫刻可能です。読みやすさを考えますともう少し大きい文字サイズをおすすめいたします。
長い文章の場合、文字原稿はメール本文にペーストするか、Wordファイルでお送りください。
Q: フォント(書体)は選べますか?
A: 標準のフォントはヒラギノ角ゴW3ですが、より太いW6、ヒラギノ明朝W3またはW6に変更することもできます。サンプルをご覧ください。サンプル以外にも使用可能なフォントがありますので、お客さまのご希望に沿うようにフォントをお選びします。弊社保有のフォントであれば、何回変更しても追加料金はかかりません。
弊社保有外のフォントをお客さまがお持ちで、それをお使いになりたいという場合には、Abobe Illustrator(全ヴァージョン対応)上でアウトライン化されたファイルをご支給いただければ、そのまま使うことができます。プリントアウトでもOKです。
弊社保有外のフォントを使いたいがアウトラインデータをご用意いただけない、という場合には、外注にてフォントのデータを調達することにより対応可能ですが、追加料金がかかります。
ただし、いずれの場合も、彫刻作業により若干フォントのウェイトが変わりますのでご了承ください。明朝体は横線が細く、サイズが小さいとバランスが崩れたり、線が消えてしまうことがありますので、文字サイズを小さくしたい場合にはゴシック体(欧文ならばサンセリフ)をおすすめいたします。
Q: 手書きの文字やイラストは入れられますか?
A: 可能です。イラストの場合は線画となります。線画とは、黒と白だけで、中間調のグレーのない、明暗がはっきりした画像のことです。
紙に書いて郵送等の手段でお送りいただくか、スキャンデータをインターネット経由かCD-R等に焼いてお送りください。彫刻する大きさのご希望もお伝えください。
あまりお詳しくなければ紙のままのほうが無難です。
Q: 手形は入れられますか?
A: 可能です。表面・裏面ともご希望に応じてレイアウトいたします。お子さまでしたら原寸でも入れられますし、縮小して入れることもできます。紙かデータでお送りください。
Q: 1点の千年写真に2枚の写真を入れることはできますか?
A: できますが、追加料金を頂戴する場合があります。
また、写真が小さくなってしまいますので、あまりおすすめできません。
Q: 写真の輪郭をまるくしたり、とけるようにぼかすことはできますか?
A: できます。写真の加工は追加料金なしで行います。
Q: 人物の切り抜きはできますか?
A: できます。写真の加工は追加料金なしで行います。
Q: 加工希望の写真で、人物の周囲がごちゃごちゃしているので、背景をぼかしてもらえますか?
A: できます。ただし、千年写真では線による再現ですので、一般的な写真でのぼかしとは印象がちがって見えるかもしれません。
Q: 人物の服を礼服に着せかえることはできますか?
A: 素材を支給いただけるならできます。合成作業は可能ですが、まったく写っていないものをつくりだすことはできません。写真の内容の変更をご希望の場合には、素材となる別の写真をご用意ください。
Q: シワを消したり、表情を明るくしたり、やせさせることはできますか?
A: ある程度まではできます。ですが、あまりやりすぎると不自然になりますので、ほどほどにとどめておくのがいいでしょう。
Q: 顔が斜めに写っているのですが、まっすぐに直せませんか?
A: 写真全体を傾けて顔の傾きを補正することは可能です。その場合、周囲を多少削り込む必要が生じます。
肩や胸はそのままで、首から上の傾きのみを補正する、あるいは首までそのままで頭部のみを補正する、といったことも絵柄によっては可能ですが、つなぎ目や全体がいくぶん不自然に見えてしまう場合があります。
後者の場合は、傾きを補正しただけの仕上がり見本紙をあらかじめご確認いただき、OKいただいた上で実際の加工の仕上がり見本紙を作成し発送するという、2段階の確認の流れとなりますので、通常より製作日数が長くかかります。
傾きの補正については、別途料金は発生せず、標準の料金の範囲内で対応いたします。
Q: ライターや携帯端末に加工できますか?
A: 既製品への加工はリスクが伴います。特に、可動部分がある製品や電化製品への加工は原則としてできません。機械的加工と化学的加工を施しますので、製品が故障する危険があります。
可動部分のない単純な製品でしたら加工可能な場合もあります。ただし、加工する面積が狭い場合(ステンレス製の包丁など)、全体のサイズに対して溝が太くなり、見た目に粗い仕上がりとなります。ドアのように大きい素材のほうが効果が上がります。
加工にあたっては万が一の事故による製品価値の毀損へのご承諾が条件となります。詳細につきましてはお問い合せください。
Q: 金属製マグカップなどの曲面に加工できますか?
A: 基本的にはお断りしております。サンドブラスト加工ではグラスの側面といった曲がった面への施工が比較的安価に可能ですので、そちらをご検討なさってはいかがでしょうか。
Q: 写真の位置は板のセンターですか?
A: 基本は天地左右の余白を均等にし、天地左右センターとしています。
ただ、絵柄によっては、上下の余白を均等にして写真画面を板の天地中央に置くと、若干下がって見えることがあります。そのため、ご希望により、上の余白を下の余白よりわずかに縮め、センターよりほんのわずか上げることもできます。
Q: 写真の位置を板のセンターから大きく動かすことはできますか?
A: ご指定いただければ、天地左右の余白を不均等にして、アシンメトリカルなデザインにすることができます。
文字を表側に入れる場合、一般的には写真を上にずらして下の余白に文字を置きますが、この位置もご希望により変更可能です。
Q: 板の厚さは何mmですか?
A: 公称1.5mmの板を使用しております。実際には研磨工程により若干薄くなり、1.4mm程度となります。板厚はロットにより異なります。厳密な公差は公開しておりません。板厚はロットにより異なります。詳細はこちらをご覧ください。
Q: 板の厚さを変えることはできますか?
A: 特注となります。納期がかかり、割高となりますので、おすすめいたしません。1mmですと変形しやすく、3mmでは重くなりすぎますので、一般的には2mmがベストです。特殊な用途で厚みが必要でしたら、5mm、10mm厚、それ以上も可能です。価格はお見積いたします。