Q: 壁紙が貼ってある壁にとりつけたいのですが、どんな方法がありますか?

A: おそらく石膏ボード製の壁ではないかと思われます。細い針を壁に刺してみて、白い粉(石膏)が針の先に付着していたら石膏ボードと確認できます。石膏ボードの場合には中空アンカーやカベロックがよく使われるようです。その場合、フラットタイプまたは白マットタイプ丸穴+アンカーボルトで固定するのが最適です。詳しくは専門業者にお尋ねください。

設置場所を動かす予定がある、賃貸住宅なので大きな穴は開けられない、といった場合には、ハイパーピンでの一時設置も可能です。ただし固定力は劣ります。

Q: 木材部分に手軽にとりつけるにはどうすればいいでしょうか?

A: 丸穴+木ねじが適しています。

太めの木ねじを使いますので、できれば下穴を開けるドリルとインパクトドライバーがあれば万全です。

Q: 石に設置できますか?

A: できます。

フラットタイプで可能です。屋内で設置面が平滑な場合、両側J字タイプでも可能です。

フラットタイプの場合、角4カ所に穴をあけて、石材用のサンビックアンカーかケミカルアンカーで固定します。施工専門業者の手配も可能です。施工料金が別途必要です。詳しくはお問い合せください。

Q: コンクリート面に設置できますか?

A: できます。

フラットタイプ白マットタイプ両側J字タイプで可能ですが、野外設置でしたら、より強固に固定できるフラットタイプをおすすめします。

フラットタイプの場合、角4カ所に穴をあけてオールアンカーかケミカルアンカーで固定します。屋外の場合、もらいサビの発生を防ぐため、ステンレス製のボルトをご使用ください。施工専門業者の手配も可能です。施工料金が別途必要です。詳しくはお問い合せください。

Q: 壁への取付工事まですべておまかせしたいのですが。

A: 弊社は写真加工を主な業務としており、建築物への施工に関しては実績が乏しいので、設置工事は協力会社に依頼しております。お客さまで手が出せないような、コンクリート・大理石・一枚板の壁面に穴を開けてボルトを埋め込む、といった作業が必要な場合には、事故があってはいけませんので、充分な技術と経験を有する専門業者に外注します。そのため、その分の工事費用を別途ご負担いただくこととなります。地域によっては出張料等がかさんでしまい、お客さまから地元の業者さまに直接ご発注いただいたほうが節約になる、という場合もあります。

お客さまから業者さまに設置工事を発注なさる場合、壁との固定部分の仕様(ボルト穴の径や間隔、個数など)について、業者さまとご相談させていただければと存じます。

Q: 取り外しやかけ替えは可能ですか?

A: 両側J字タイプ片側J字タイプ両側J字フレームタイプだるま穴+ボルトの場合、またひもがけワイヤーつりの場合には可能です。フラットタイプの場合にはボルトをはずす必要があります。

いずれのタイプでも、アンカータイプのボルトで固定した場合には、基本的には設置したままとなります。取り外しには専用の工具が必要であり、ボルトを破壊するため、千年写真にも傷がつく可能性があります。

Q: モニュメントのような野外設置物全体の製作は可能ですか?

A: お客さまのご要望に沿えるよう、協力会社と連携します。一度ご相談ください。

Q: ぶつかったりして壊れることはないのでしょうか?

A: 単純な構造であり、2mmと厚い板を使っておりますので、ちょっとやそっとの力では損傷いたしません。ただ、たとえば、スチールラックのような大きく硬くて重いものが移動中に接触するようなことがあると、変形する可能性があります。

片側J字タイプは、浮いていて突き出ていますし、下の2点でおさえているだけなので、強い力が加わった場合に比較的曲がりやすいと言えます。

一方、フラットタイプは、壁面の強度にもよりますが、かなり破損しにくいと思われます。ハンマーで思い切り叩くなど故意に力を加えれば、表面の彫刻部分が多少つぶれる可能性はあります。

Q: テーブルトップタイプを木のテーブルに置いた場合、テーブルに傷がつくことはないでしょうか?

A: テーブルトップタイプ製作のご依頼を受けた場合、設置環境をうかがって、傷がつきやすい素材の上に設置される場合には、底にクッション素材を貼りつけております。また、設置部分の角は丸めてあります。ただ、ステンレス鋼ですので、木や布に強くぶつけると相手側に傷がつく可能性があります。たいせつな机やタンスの上でお使いの場合には、直接置かずに、保護シートを敷いた上に載せていただくほうが安全です。