フラットタイプの裏側に12ミリから24ミリ程度の高さの枠を組み、いわばゲタを履かせて、壁から張り出させるフィニッシュです。壁に影を落とさせて、浮いているような効果を演出します。コンテンポラリーアートを思わせる提示方法です。
浮かせるための部材もステンレスです(ミレニアム・フォトおよびステンレス・フォトの場合。ブラス・フォトでは真鍮を予定しています)。
部材と表面との固定は、接着剤または溶接です。
接着剤の場合、業務用の金属接着剤で、強固な接着力を有しますが、接着力を保持可能な期間のめやすは約20年です。それ以降は定期的にメンテナンスが必要となりますのでご留意ください。20年の期間内でも、使用環境によっては剥離を起こす可能性があります。
大型になると重量が増えることにより、接着部分が耐えきれないおそれがあります。このため、最大加工サイズを制限させていただいております。
接着剤の固定性能はボルトには及びません。そのため、強度は他のタイプより劣ります。
溶接の場合は堅牢ですが、特注となります。詳細についてはお問い合せください。通常より長期の納期を要します。
イラストよりも裏側のゲタ部分を小さくしたり低くすることによって、横から見てもゲタが見えにくいようにすることもできます。
ボルトを打つなどの大がかりな設置の必要がないので、ギフトには適しています。
画面周囲の加工
イラストのようなグラデーションマージンと黒マージンからお選びいただけます。パターンマージンも可能です。余白なしのカットオフにすることも可能です。
写真の背景パターンもお選びください。
設置法
釘止め、ワイヤー・ひもがけが可能ですが、夾雑物が外から見えない釘やネジによる固定をおすすめいたします。吊すためのフックは、ご希望によりおつけします。強度が劣りますが、接着剤・粘着テープによる直づけも可能です。